産地偽装表示事件について

ここ最近の報道を見ていると、やむにやまれぬというものから、謝罪内容が転々とし明らかに悪質だという感じのものまで、産地偽装表示について多くの事件がありました。消費者側から見ると言語道断という意見は正論であり、もっともだと思います。ただ経営者側から見た場合このような行為に及んでしまう心情だけは少し判ります。何とか利益率を上げたいがために仕入食材を外国産へ切り替えるなどは、よくあることです。ただ偽装表示の名前が表わしている通り、行為自体は問題です。切り替えを明記する、価格を上げる、提供する料理の量を減らすなり、対応はあったはずなので、残念としか言いようがありません。