再生案件で一息

再生案件について、各金融機関との交渉も終わり、何とかリスケがまとまりました。最初は、クライアント側から役員報酬や経費の圧縮について意見が出て、これをまとめるのが苦労しましたが、企業の現状とこれからについて経営改善計画にまとめて説明することで、納得してもらった時はうれしかったのですが、ようやく一息つける感じです。それぞれに言い分があるのは解り、プレッシャーもかかりますが、八木社長や立川社長の本を見ながら耐え忍んでいました。ようやく形になったのはうれしい限りです。あとはきっちり実行していただけるう、頑張ります。

産地偽装表示事件について

ここ最近の報道を見ていると、やむにやまれぬというものから、謝罪内容が転々とし明らかに悪質だという感じのものまで、産地偽装表示について多くの事件がありました。消費者側から見ると言語道断という意見は正論であり、もっともだと思います。ただ経営者側から見た場合このような行為に及んでしまう心情だけは少し判ります。何とか利益率を上げたいがために仕入食材を外国産へ切り替えるなどは、よくあることです。ただ偽装表示の名前が表わしている通り、行為自体は問題です。切り替えを明記する、価格を上げる、提供する料理の量を減らすなり、対応はあったはずなので、残念としか言いようがありません。

外国人起業家の育成

昨日、外国人の方が日本で起業する場合、保証人制度が障壁になってしまうという内容がWBSでも放送していましたが、日本という国は起業家が育ちにくい土壌なんだと改めて思いました。再生コンサルタントの八木宏之氏が連帯保証制度を中心に保証制度の撤廃を求められているそうですが、こういった報道を見るとなるほどと思い、国際競争力が低い理由も納得がいきます。自分の住む家から、借入金の保証人など保証制度がこの国にははびこりすぎていると思われます。八木氏が本の中で書かれていましたが、借りてが奴隷、貸し手が王様の様な制度自体がおかしく、貸し手も審査を行なっている融資のプロなので、取りはぐれのリスクも取るべきだという論理は納得しています。全てを考えなしに撤廃をするべきではないですが、リスクを負うべき人間を手厚く保護しすぎる制度は、この国の足かせになっているとしか思えません。

アメリカの債務とデフォルトの脅威

連日報道されているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アメリカがヤバい状況です。日本でも国債の発行(=国の借金)が問題となっていますが、規模としてはそれ以上です。デフォルトとなりアメリカの国債が暴落した場合、中国や日本などアメリカ国債の大量保有国は大打撃を受け、世界恐慌になってしまう可能性があります。アメリカの経済状況は、かねてより火の車であり、債務上限は法律で決められているのですが、何度も上限を引き上げてきました。今回は債務上限の引き上げは待ったなしの状況ですが、まだ決定していません。一応、6週間の延長は共和党側から出たのですが、期間が短すぎると応じられていません。一刻も早く解決してほしいものです。

あまちゃんロスより、半沢ロス

世間では、海女ちゃんが終わってしまって、あまちゃんロス症候群にかかっている人がいると聞きますが、こちらは半沢ロスにかかってます。主演の堺雅人さんは、リーガルハイでは弁護士なので、やられてなくてもやり返す八つ当たりは面白いですが、キャラクターが全く違いますし、そもそも業界が違うので内容は面白いんですが、穴が埋まりません。東京セントラル証券への出向の扱いも違うみたいだし、早く続編作ってくれないかな。

TPPについて

TPPの年内妥結が難しいとの報道がありました。そもそもTPPを行うメリットについてが、私たち一般人にとってあまり見ていないのが問題です。話題になっている生産農家への影響はもとより、製造業や小売業にまで大きな打撃を与えることは必至なので、大企業における税金についてのメリットばかりではなく、もうちょっとよく議論してもらいたいものです。

関電冬のボーナス見送りについて

関電のボーナスについて見送りの報道がありました。これについては正直どちらでもいいので、とにかく廃炉や石棺を優先的に行ったり、汚染水問題の解決など、東電でも国でも構わないので、ただ早くしてほしい一心です。ご相談されるお客様の中には、風評被害による売り上げ減少の影響なども実際にあります。

私たちの電気代が高くなるのは正直イヤですが、被害に遭われた全ての方々に対し、平穏な生活を取り戻していただきたいのですが、特に原発関連の補助金を受けられていなかった方は、より優先的な救済対象になっても良いのではないかと勝手に思っています。